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過去のコラム 2006年10月

 

2006年10月31日(火)  写真展「12日間のシェリーを極める旅」本日開催:しぇりークラブ(銀座)

 

シェリー専門店「しぇりークラブ」は、昨年ギネスブック世界記録に「シェリーの品揃え世界一」として認定された記念企画として、9月にシェリーの故郷アンダルシア「ヘレス」を訪問。
12日間かけて16箇所のボデガ(ワイナリー)を巡り、見学や検分のみならず、華麗にシェリーを注ぐパフォーマンス:ベネンシアが現地のテレビや新聞でも取り上げられるなどの大交流を繰り広げてきました。
それを写真展として10月31日から12月2日まで、二部に分けて開催します。
前半は10月31日〜11月4日まで。後半は11月28日〜12月2日です。シェリーを極める画期的な旅の写真展です。どうぞお越しください。

会場:ギャラリー悠玄2階 (しぇりークラブの2階)
交通:銀座線「銀座駅」C2出口徒歩2分
詳しくは03-3572-2527まで

2006年10月30日(月)  築地で新しいショップ「築地青空三代目」

 

築地青空三代目」は、築地場外で開店2年目の颯爽とした寿司屋さんです。
ネーミングがいい、遊び心の造りがいい。入り口は今流行の丼専門。その奥に立ち食いスタンドがあり、赤い欄干(日本橋)を渡ると、職人さんがカウンター越しに迎えます。
石川社長は若く気風もいい三代目。そのお母さん(女将)がきれいな方で、酒係の伊藤さんも熱心。何より店が清潔で、寿司が旨い。
飲物リストも充実していて、白ワイン、赤ワインともに【トップテン】グラスで楽しめます。
寿司屋さんのワインセレクションは結構大変です。ワインの天敵の酢を使った寿司飯でお出しするし、醤油が主体だし、魚の数や味わいも多種多様。要は寿司飯に負けない、力強く筋が通ったワインを置くことでしょう。マルゴーもグラスで安く飲めて、日本酒も充実しています。
築地に、旨くて気軽な寿司屋さんの登場です。大江戸線「築地市場駅」A1出口から徒歩3分。
場所の詳細はウェッブでご確認ください。

2006年10月26日(木)・27日(金) 
       
「ボジョレーを囲む秋のテーブルウェア」−ツヴィーゼルブティックにて

 

代官山にあるツヴィーゼル社のブティックでは、ガルニエ・ティエボー、クレ・デュ・ヴァンとの3社コラボレーションにより、オータムコレクションを29日(日曜)までの日程で開催中です。
28日(土曜)には15時〜16時の予定で「ボジョレーを囲む秋のテーブルウェア」と題して、フランス流お洒落なクロス使いとグラスの話が行われます。
まさに深まる秋のイベントです。お出かけになってはいかがでしょうか。
お申し込みは03-3770-3553まで。

2006年10月25日(水)  フランス農業省中央統計局の10月の収穫高予想

 

毎月1日時点の状況をもとに収穫高予想を作成しているフランス農業省の中央統計局が、新たに今年度のワイン収穫高予想を発表しました。
この10月1日時点の状況をもとに作成した予想によると、今年度のフランス全国の生産高は5390万ヘクトリットルで、そのうちVQPRD(上級ワイン)が2410万ヘクトリットル、ヴァンドペイが1520万ヘクトリットル、そのほかのワインが550万ヘクトリットル、そしてコニャック蒸留用が910万ヘクトリットルとなっています。
今年、開花は全地域でほぼ順調に進みました。5月末は涼しかったため、若干生長が遅れた地域もあったものの、好天が続いた6月と7月中に遅れを取り戻しました。
一方、この間、多くのブドウ畑で水不足が見られ収穫量の減少が心配されましたが、8月に雨が多く降り、結果的には、前年度より1%多い収穫が予想されています。
9月に入ってフランス各地を豪雨が襲い、この時期一部で衛生状態が悪化した畑も出ています。
生産地域ごとの予想と畑の状況については、こちら(仏語のみ)をご覧下さい。

ジュルネ・ヴィニコール 2006年10月17日ニュース

2006年10月24日(火)  ワインの二話題 世界で一番高額なワイン

 

ボルドーの地方紙『メトロ』誌によると、ロサンジェルスで先月末に開かれたクリスティーズ主催の競売会で、ムートン・ロートシルト1945年が1本2万2650ユーロで落札され、世界で最も高いワインとなったそうです。

007には切っても切れないボランジェ

007の第1作『ドクター・ノオ』が公開されてから早44年。この間世界中の多くのファンを魅了してきたジェームス・ボンドですが、彼の心を長年捕らえつづけてきたのが、ボランジェのシャンパン。
今年12月に劇場公開の007新作『カジノ・ロワイヤル』では、ダニエル・クレイグ扮する、まだ「00」がつく前の若きジェームス・ボンドが活躍しますが、この映画の中でも、ボランジェのシャンパンが登場。実はボランジェのシャンパンは、1979年公開の『ムーンレイカー』以降、定期的に007シリーズのスクリーンを飾っています。
12月、シャンペングラスを片手に、ちょっと優雅な気分で007を見てはいかがでしょう。

ジュルネ・ヴィニコール 2006年10月17日ニュース

2006年10月23日(月)  サンテミリオン、今年の異常気象に感謝?

 

サンテミリオン生産者組合によると、2006年はサンテミリオンにとって、大変特異な気象の年でした。夏は暑く乾燥していたものの定期的に雨が降ったため、ブドウは暑さに悩まされることなく生長しました。そしてこの特異な気象が幸いして、見事なブドウが収穫できた模様です。
サンテミリオン、ポムロル、フロンサックでは今年、全体的に2005年より暑く、特に6月、7月、9月の3ヶ月間は猛暑に見舞われました。一方、8月は暑さもしのぎやすく風がよく吹いた月となり、畑の雨や朝露を乾かしました。9月の初旬は異例の猛暑となりましたが、暑さが一度落ち着くと比較的涼しく、豪雨もよく降りました。
5月末に、例年より一足早く一斉に開花したブドウ樹は、最低気温が高かった7月に暑さのため生長がとまり、7月末に早くも果実は色づき始めたのです。
どのようなワインができるのか、今から楽しみとされています。

ジュルネ・ヴィニコール 2006年10月17日ニュース

2006年10月19日(木)  カウンターから日本が見える

 

知っているつもりのことを知らなかったと知ることは楽しいものです。
新潮新書の『カウンターから日本が見える』(伊藤洋一著。定価680円)がそうです。
カウンターはバーの名残か、鮨の発達から来たと思っていたのですが、そうではなく、いわゆる料理のカウンターは、世界広しとはいえ日本にしかない!んだそうです。
日本のみならず世界を席巻する和食は、いわば関西割烹の世界で、これは「吉兆」や「浜作」を筆頭にすべて大阪新町を源とします。新町上がりの料理屋が昭和初期に東京へ出て、しかもカウンター方式の料理屋を展開したのです。いまや和食のみならず、「ロブション」や「レディタン ザ トトキ」さんのフレンチでもカンター方式の店がオープンするに至っっています。
思えばカウンターは実にユニークです。なんと言っても客の目の前で料理人が実際に料理を造る。客と会話しながら料理が出る。包丁さばきや器、食材を客が見ながら楽しめる。客は座った世界で皆と調和する。
これと対比的なのは奥まったお座敷。そこは自分たちだけの世界。料理は仲居さんによって運ばれる。今流行の「オープンキッチン」がありますが、これは座敷とカウンターの中間でしかないようです。
カウンターはフラットな世界というから面白いものです。上座も下座も無く、客層も混在。あるのは板前職人を中心とした、食と知的会話のバトル。オープンでトレーサビリティで大人の世界、と話はワインのように成熟してきます。
この本を戴いたのは、書の中でも登場する「レディタン ザ トトキ」さんからでした。
熟成ワインを飲みながら、カウンターの魅了を再発見してみませんか。
お薦めするのはシャトーカーク2001(ボルドー、ポイヤック)4,800円。
合わせるグラスは【トップテンフルボディ赤ワイングラスです。

2006年10月13日(金)  グラスの役割−味の情報を的確に伝えるもの

 

ワインは日本で第?次ブーム到来ともてはやされています。
ワインは、日本社会ですっかり定着してきた観がありますが、レストランや訪問先でワインを飲むときに、「グラス」が貧弱に感じることはありませんか。
大切なワインを飲むときですら、グラスがワインに見合っているかどうか、あまり思いが至らないようです。

これまで使ってきたグラスだからとか、ブランド品だとか、有名だから、などが優先して使われていなかったでしょうか。
でも一歩踏み込んで考えてみると、ワインを美味しく味わうには、あくまでもふさわしいグラスがあってのことなのです。
それはあたかも、腕が良い料理人・シェフが作った料理を、最適な状態でお客に提供する、優れたソムリエやサービスの役割に似ています。
せっかく丹精込めて作られた料理も、サービスを受け持つ人がその良さを理解し、お客が好むスタイルで提供しないと、料理の魅力は半減するものなのです。
ワイングラスは、ワインの味の情報を、飲む人に的確に伝える道具なのです。
グラスによって、ワイン本来の味が口に含まれたときに生き返ります。
ワイン本来の味の情報が的確に伝わることによって、料理もますます華やかに変貌を遂げていきます。
トップテン】は、グラスの役割に見事に対応しています。
それは、ドイツのソムリエたちが、自分たちのサービスの中でもっとも的確なグラスを求めて、時間をかけて制作されたものだからです。
そしてこのたび、ハンドメイドのワイングラス、新シリーズ「ザ・ファースト エンリコ・ベルナルド」が完成しました。
世界1に輝くソムリエ、エンリコ・ベルナルド氏とツヴィーゼル社のコラボレーションによって、ワインを美味しく味わう人のための、素晴らしいシリーズのグラスが誕生したのです。
ワインパートナーは、皆様のワインライフを豊かにするパートナーです。【トップテン】と「ザ・ファースト エンリコ・ベルナルド」の魅了を、どうぞワインパートナーでお確かめください。
これらの詳しい情報、資料、お問い合わせはメールにてお寄せください。

2006年10月12日(木)  ユニソンとトップテンの比較試飲

 

ワインパートナーのサポーターSさんから、【トップテン】を比較使用して『ユニソン』を試飲された報告がありました。大変深いご考察で大いに参考になりました。どうぞご一読ください。

ユニソンワイン2000を赤フル・白フル・白ライト・A社製(ボルドータイプ)の4つに注ぎ、それぞれの変化と味わいを比較してみました。
注いで30分間で最も香り立つのは、今まで使っていたA社製(ボルドータイプ)でした。ユニソンの香りがまだ閉じている段階でも、ふわ〜と複雑な香りがどのトップテンよりも豊潤でした。トップテンの赤フルに過大な期待をしていたので、第一印象としては意外な結果でした。白フル・白ライトは香りが外に出てこない印象が強く、赤フルでようやくちょっと出ているかな程度に感じました。

ユニソン2000を抜栓後2.5時間で飲み始めましたが、まだまだ閉じていてやはりデキャンタが必要かなと思いました。しばらく時間をかけて飲み始めても、最初の30分の印象とそれほど大差はありません。
ようやく変わってきたのは飲み始めて1.5時間後、抜栓後4時間を超えてきたあたりでしょうか。ワインパートナーからのコメントにもありましたが、やはりユニソンは4時間を超えてからが本領発揮です。少しずつ開き始めてほぐれた香りがどんどん出てきましたが、さっきまであれほど豊潤で華やかだったA社製(ボルドータイプ)では香りに統制が取れていない感じで、複雑な香りの要素がバラバラになり、ただ出てくるだけになりました。
依然香りの量としては一番多いのですが、味も香りも安っぽくなってきた感じです。
ところが赤フルは見事に香りに統制がとれています。香りの量も豊かになってきていますが、なによりも香りの要素をセレクションしてコントロールしながら出してくるイメージで全体的に高級な味になってきました。これには驚きました。
グラスはいかにそのワインの持っている香りを引き出すか、をテーマに作られていると思っていたので、コントロールという概念は私にはありませんでした。
これがトップテングラスの特徴なのでしょうか?ならば凄いグラスです。
いろんな種類のワインで確認したくなっています。

2006年10月11日(水)  「イレール」日本橋三越『フランスフェア』に出店

 

この9月に9周年を記念して全面リニューアルしたフランス料理店「イレール」(恵比寿ガーデンプレイス)が、10月10日〜10月15日に日本橋三越の『フランスフェア』に特別企画として「イレールカフェ」を出店しています。

気軽に楽しめるワンプレートメニューを中心に、デザート、ワインも楽しめます。
10月17日からは、場所を池袋三越に替えて同じく『フランスフェア』に出店されます。こちらでは限定『お楽しみ袋』50セットも販売予定だとか。
会場は日本橋、池袋店共に7階催事場です。とても美味しいに違いありませんので、お出かけ戴いてはいかがでしょうか。

2006年10月10日(火)  ワイナート35号に「ザ・ファースト」掲載

 

今月刊行した『ワイナート35号』の特集は「ワインの達人になる」。
その80ページに、ワインパートナーが新たに取り扱うようになったハンドメイドのワイングラス「ザ・ファースト」が、広告として掲載されています。そして本の前半を占める「テイスティング術」では、望ましいグラスがぶどう品種ごとに掲載されていて、「ザ・ファースト」がその一角で特長を表記されています。
これは「ザ・ファースト」の各アイテムを知る上でも分りやすかもしれません。
どうぞ手にとってご覧下さい。

「ザ・ファースト」のお問い合わせ、申し込みはメールでワインパートナーまでどうぞ。

ワイナート35号 美術出版社刊 1,800円

2006年10月04日(水)・05日(木)・06日(金)  新製品「ザ・ファースト」のデモンストレーション

 

新宿伊勢丹デパートで、有名ソムリエによる「ザ・ファースト」のデモンストレーションが開催されます。
どうぞご来場ください。

日時:10月7日(土)および8日(日) いずれも14:30〜15:00&16:30〜17:00の2回ずつ
会場:新宿伊勢丹 5階食器売り場
出演:7日(土) 多川 宏ソムリエ(「レストランS」総支配人)
8日(日) 阿部 誠ソムリエ(「シャンパンサロンヴィオニス」オーナー)

ザ・ファースト」は、ワインパートナーが【トップテン】に次いで新たに販売することになった、ツヴィーゼル社製のハンドメイドのワイングラスです。もちろん割れづらい「トリタン」で製造されています。
しかもその種類は、ワインの味覚に応じて造られた18種類。
美しいデザインと優れた機能を兼ね備え、あらゆるワインを味わいごとに楽しめることを主眼とした、18種類の宙吹きのグラスと、2種類のデキャンタから構成されています。

2006年10月03日(火)  ワインを選ぶ基準:フランス

 

フランスではこの時期、各地のスーパーで恒例のワインフェアが催されています。

ワインの売上げがぐっと増加するこのフェア開催時期に合わせて、市場調査会社のSOFRESは、フランス人のワイン感についての世論調査結果を発表しました。
この調査で、『何を基準にワインを選ぶか』という質問に対し、フランス人回答者の42%(複数回答)が『価格が一番の基準である』と回答。次いで多かったのは『生産地方(38%)』や『生産年度(24%)』でした。この2点を考慮するのは、女性より男性のほうが多く、所得も高い者が多かったようです。
一方、『先ずフランス産のものを選ぶ』と回答したのは12%にとどまり、『ガイドやワインコンクールの評価を意識して選ぶ』と答えた者はわずか2%足らずでした。

ジュルネ・ヴィニコール 2006年9月28日ニュース

2006年10月02日(月)  ヒュー・ジョンソン ポケットワインブック2007

 

ヒュー・ジョンソンによるポケットワインブック2007が刊行されました。今年で30周年の記念誌は、表紙はシャンパン、そして表装はゴールドと豪華です。
最初にこの本を知ったのは、カナダの桃源郷、オカナガンバレーででした。ワインショップで見かけ、便利で情報たっぷりの本があることに驚き、以降毎年購入し、ワインの記録をせっせと翌年転記する作業を続けてきたものです。世界中の6千種以上のワインが、産地、特色、飲頃、レーティング毎に一読できるポケットブックは、この本に始まります。
30年のワインの歴史をヒュー・ジョンソン氏は概観して、まずはポケットブックが倍の厚さになった、と言います。顕著な違いとして、産地ではなくブドウ品種を重視するようになったこと、と指摘します。30年前は例外を除き、ヨーロッパの生産地で固有のブドウが栽培され、これがすべてでした。新世界のワインが登場し、様相が変わりました。
カリフォルニアから革命は始まり、30年前の第1版で初めて「バラエタル」を表示し、論議をかもしたそうです。
オーストラリアがブドウ名を表示して英国を席巻しましたが、当時の豪州ワインは血のように濃かったと言います。

ワシントン、オレゴンが続き、80年にはニュージーランドが、90年にはチリ、南ア、アルゼンチンが現れ、品質は格段と向上し、旧態のヨーロッパを脅かすまでになりました。一方、欧州は90年代に至るまでも、固有の特徴、テロワールに固執したのです。

第2の変化は、カベルネやシャルドのみに代表されたブドウ栽培が、世界中で産地に根ざして多様な品種に拡散したことです。
味わいの変貌も、大きな変化としてあげています。ことに温暖地のワインの味が、世界に蔓延したことです。

いまや、世界最古産地のグルジアから中国、インド、そしてアラビア半島にまでブドウ栽培が拡大しました。ヒュー・ジョンソン氏は、熱帯タイのメコンデルタのワインを味わったことがあるそうです。それはまったく異質の味でした。しかしそれもワインで、楽しめたのでした。
30年後には、とてもポケットに納まる本ではなくなるだろうねと、偉大でユーモアに富むヒュー・ジョンソン氏結びます。

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