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| 2007年02月27日(火)
「ミシュラン・ガイド」&「ザ・ファースト」 |
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ビックリニュースが先週、フランスから飛び込んできました。
フランスのレストランを評価付けすることで有名な「ミシュラン・ガイド」の07年版が発表され、33年間三つ星を続けたパリの名店「タイユバン」と「ル・サンク」が、三つ星から二つ星に格下げされたのです。
星を下げられたことで自殺者も出るくらい影響がある「ミシュラン・ガイド」の評価ですから、格下げになる前には、レストランとミシュラン間で何度も通知や協議があるそうです。ですので、確信的な評価になるわけです。
そして「ル・サンク」で、長年シェフソムリエを勤めたのが「ザ・ファースト」をデザインした、世界一のソムリエコンクール優勝者のエンリコ・ベルナルド氏。
実は、彼は自分の店を南仏でオープンするために、昨年「ル・サンク」を辞めていたのです。ミシュランの星の変動には、彼の活躍が大きく影響しているかもしれません。エンリコ・ベルナルド氏がカシスでオープンする店は、開店前から「ミシュラン・ガイド」の星が付くとの噂です。
今年の「ミシュラン・ガイド」のビッグニュースのもう一つは、女性のアンヌソフィー・ピックさんがシェフのレストラン「ピック」(バランス)が三つ星に昇格したことでした。女性シェフが三つ星を獲得したのは56年ぶりで、史上4人目だそうです。このピックさんはシェフとしての血統正しく、祖父、父に続いて三代目の三つ星シェフというのですから、快挙になります。
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| 2007年02月22日(木)
ヴィネクスポ(Vinexpo) 恒例の世界市場調査(1/2)
中国市場が最も活性化 |
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中国のワイン消費量の増加は著しく、2005年には410万hlで、世界のトップ10の仲間入りを果たした。2010年までにさらに約36%増加し、558万hlと見込まれるという。
世界各国の中でも最も拡大幅が大きいと見られている。金額ベースでは、16億5,500万ドル(約2,000億円)で2001年からの10年間でほぼ倍近くとなる。
しかしアジアの第一の市場は以前として日本で、2005年で26億ドル1千万ドル(約3,100億円)、2010年には2.5%伸びて26億8千万ドル(約3,200億円)となる見込みであるという。(Les
Echos,1/16)
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フランスが第一のウィスキー消費国に
全世界のスピリッツ類の市場は2001年から2010年の10年間で約12%増加し、1,800億ドル(約22兆円)、数量では23億ケース(1ケース9リットル入り)となる見込みであるという。2005年に初めて、アジアでの消費が10億ケースを突破した。
ワインと同じく、最も伸びるのはアメリカで2005年から2010年の間に10%増となる見込みである。
製品別では、ウォッカが全世界でもシェアが大きく、次にブランデーが続く。
フランスは世界トップのウィスキーの消費国(1,130万ケース)で、ウォッカでは世界4位の消費国(150万ケース)である。
(La Tribune,1/30)
引用:「フランス食品振興会発行メールマガジン」 |
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| 2007年02月21日(水)
ヴィネクスポ(Vinexpo) 恒例の世界市場調査(1/2) |
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今年6月にボルドー市で開催されるヴィネクスポ(Vinexpo)に先立ち、毎回恒例の、IWSR(International
Wine and Spirit Record)社による市場調査結果がこのほどVinexpoより発表された。
なおヴィネクスポは世界有数のワインの見本市で、6月17日(日)〜6月21日(木)までボルドー市のParc
des Expositionsで開催される。
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世界のワイン市場は2010年までに約10%拡大
世界のワイン市場は2005年から2010年までに9.4%増加し、1,170億ドル(約14兆円)となる見込みであるという。
2005年の全世界のワインの売上金額は2001年から9.8%増加して、1,070億ドル(約13兆円)であった。
2001年から2010年までの10年間で、ワイン市場は年平均20億ドル(約2,400億円)のペースで拡大することとなる。この市場規模は、化粧品業界の規模にほぼ匹敵するという。
数量ベースでは、2001年から2005年の間に、世界のワイン消費量は約4.2%増加し、約2億2,800hlとなった。これが2005年から2010年の間にさらに拡大し、2億3,900万hlとなる見込みであるという。
2001年からの10年間で、約2千万hl増加することとなる。
(AFP/Viti-net,2/1)
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フランスのワイン消費量は減少
2005年まで世界のワイン消費量のトップであったフランスは、2010年には3位に後退し、アメリカが1位、イタリアが2位となる見込みであるという。
世界の五大市場(ドイツ、イギリス、アメリカ、イタリア、フランス)の中で、フランスだけが、ここ数年ワイン消費量が落ちている。
2001年から2005年までの間に、フランスのワイン消費量は11.1%減少し、約3千万hlとなった。
これが2005年から2010年までの間にさらに8.6%減少しすると見られる。2005年のフランス人の成人一人あたりの平均ワイン消費量は63.8リットルであったが、2010年には58.8リットルとなると見込みだという。
(AFP/Viti-net,1/30;Le Figaro,2/3;La Tribune,1/30)
引用:「フランス食品振興会発行メールマガジン」 |
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| 2007年02月16日(金)
グラスの形状とワインの関係−
「料理王国」最新号にトップテンフルボディ赤ワイングラス |
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グラスによってワインの味わいはどこまで変わるのだろうか。
できるなら、少しでも自分にとって“おいしい”と感じるグラスで楽しみたい・・・で始まる
「グラステイスティング」が、「料理王国」3月号の72ページに掲載されています。
ボルドーワインの味わいを4つのグラスで検証するもので、【トップテン】フルボディワイングラスが選ばれています。
「ワインの骨格の強さを最もよく表していたグラスです。
香りは最初は控えめで・・・(中略)ワインの緻密な構成をうまく表現してくれるので、グラスの名のとおり、熟成したワインにおすすめですね」。
ブラインドテイスティングでコメントするのは、「銀座レカン」の五味シェフソムリエ。
「開口部やボウル部分の形状によって、ワインが舌のどの部分に落ちるかが決まりますから、味わいの感じ方に違いが出てきますし、香りの開き方も千差万別」と、グラスの重要性を説きます。
ワインのテイスティングはあれど、グラスのテイスティングはあまり聞いたことがなかったかもしれませんが、これからのワインライフをいっそう豊かにするには、グラスの情報を的確に知ることが大切になってきます。
【トップテン】シリーズは1脚2,730円。
【ザ・ファースト】シリーズは8,925円から。
どうぞご自身でお確かめください。
「料理王国 2007年3月号−フルーツ・スイーツ特集 定価970円」
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| 2007年02月15日(木)
【フランス】 お手頃なボルドーワインを紹介したガイド |
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ボルドーワインというと高級ワインをイメージする者も多いが、手頃な価格でおいしく飲めるワインもたくさんある。
気軽に楽しめるワインをより多くの消費者に紹介すべく、ボルドーワイン委員会は、今年も、『100
Bordeaux abordables/Everyday Bordeaux in
France(『お手頃なボルドーワイン100選』の意)』を発行した。
このガイドは、4年前から毎年発行されているもので、ゴーミヨーやアシェットワインガイドなど、フランスでワインガイドを発行している出版社5社が、フランス国内で、15ユーロ未満で買える一押しのワインを20本づつ選出し、カテゴリー(赤、白辛口、白甘口)毎に分けて紹介したものだ。
ガイドは全80ページで、ボルドーワイン委員会のWEBサイトから、無料でダウンロードできる。
フランス語のみだが、参考としてただ眺めても楽しい。
ジュルネ・ヴィニコール2007年2月13 日ニュース |
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| 2007年02月14日(水)
【スペイン】 リオハでシャルドネとソーヴィニョンが近々使用許可 |
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現代の消費者のニーズに沿った製品を提案すべく、リオハ特別原産地呼称統制委員会は、
リオハDOCワインに新たに複数のブドウ品種を使用できるよう、委員会の総会の席で決議した。これらの品種は、今後政府の承認を得て、実際にリオハワインの生産に使用できるようになる。
政令改訂の目的は、ワイン造りの選択肢を広げてやることで、より現代の味覚にあったワイン造りができるようになること。ただし、ブレンドできるブドウ品種が増えた一方で、リオハのブドウ畑面積を広げないために、今回新たに許可されたブドウ品種は、現存のブドウ樹を抜いた後にでしか植樹できないなど、使用する際の条件も定められている。また、リオハワインの生産にオークチップの使用を禁止するよう政府に請願することも同総会で決議された。
1925年にスペインの原産地呼称制度が制定されて以来、使用できるブドウ品種についてなんらかの変更が加えられたのは、今回が初めて。『この改訂は、
DOCワインの将来の発展へ向けての大きな1歩』だと、ヴィクトール・パスクワル原産地呼称統制委員会長は語る。
政府の承認を得てからの話だが、委員会から今回許可されたブドウの中には、リオハ原生ではないシャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、ヴェルデーホも含まれている。ただし、これらの品種をブレンドできる含有量(%)には制限があり、またラベルにも土着ブドウ品種が最初に表記されるようでなければならない。
同様に、赤ワインには、マトゥラーナ、モナステルが使用できるようになる。
ジュルネ・ヴィニコール2007年1月30日ニュース |
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| 2007年02月09日(金)
グラスが違うと味わいも変わる!【連載4−4】
シニアワインアドバイザー 高橋 珠子 |
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3.味の違い
味の違いは、口に流れ込んでくる液体量と、その液体が舌のどの場所に落ちるかによって大きな違いが生まれる。
まずL社製グラスだが、味わいの点においても小ぶりなグラスの利点が挙げられる。
小ぶりなため口中に含む液体量の調整が大変しやすいので、好みにあった味を作り出せる。例えば酸味の苦手な人は少な目の量を舌先に乗せるようにすると、まずは舌先で甘みを感じ、それから両脇にある酸味を感じる味蕾にゆっくりと液体が届くので、酸味を柔らかく優しく感じられる。逆に液体がどっと入り込んでくると、甘みよりも酸味や苦味を強く感じ荒々しい味になる。
L社のグラスは口回りのガラスが大変薄く、唇に当たる繊細さは他の追随を許さない。デリケートで繊細な味わいを演出できる優秀なグラスといえよう。オーストリア製品であるが、日本的な繊細さを持っているので、熱狂的なファンが多いのもうなずける。
R社は香り同様大味で荒い印象の味わいだった。というのもボールが大きく長いため、液体が加速して口中に届き、必要以上の量を含むことになる。
R社製グラスは顔が埋まってしまうのではないかというほどボールが大きいので扱いにくいが、ワインラバーなら一度は感じたことのある「このワインに埋もれたい!」という生理的欲求を満たしてくれる唯一のワイングラスかもしれない。

最後にS社製グラスだが、大きく広がってから口に向かってはすぼまっていく形状なので、液体も途中で止まり、その後はゆっくりとした流れで口中まで届く。大きいグラスとは思えないほど扱いやすく、繊細で緻密、ダイナミックな味わいが堪能できる。ドイツ製品らしい高機能なワイングラスだ。
三者三様の特徴があり、好みの問題もあるので一概にこれが一番とはいえないが、よく考えられた配慮の細やかなグラスが存在していることに、感謝の念を隠せない。
これからも、グラスによる味の違いを皆で楽しんで行きたいと思う。
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シャンパーニ |
ボルドー |
ブルゴーニュ |
ショットツヴィーゼル
The Firstシリーズ |
12,500円 |
12,500円 |
12,500円 |
リーデル
ソムリエシリーズ |
10,000円 |
15,000円 |
15,000円 |
ロブマイヤー
バレリーナシリーズ゙ |
14,700円 |
15,750円 |
15,225円 |
※テイスティングワイン
@Gosset Grand Reserve Brut NV \6,800
AVosne Romanee 1er Cru Aux Brulees 2004 \10,000
BChateau Beau-Sejour Becot 1999 \7,900
※参考文献:ガラス製造の現場技術 日本ガラス製品工業会発行
東京美術「すぐわかるガラスの見分け方」
(完 文責:有限会社ワインパートナー)
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| 2007年02月07日(水)
グラスが違うと味わいも変わる!【連載4−3】
シニアワインアドバイザー 高橋 珠子 |
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2.香りの違い
香りの違いはどこから来るのか?大きな要素として、ボールの大きさと形状が上げられる。
今までの認識だと、ボールは大きければ大きいほどワインが空気と接触して香りを引き出すことができ、良いのではと考えられていた。しかし物には程度というものがあり、香りを引き出すのに適した大きさは必ず存在する。大きすぎても小さすぎてもいけない。
3種のグラスで容量の大きい順にR社→S社→L社となるが、実際に使用してみた率直な感想は、R社は大きすぎる。香りをたたせようとグラスを回すと、ボールが大きすぎるため液体が大きく早く回転し、ワインがびっくりして目覚めたような感じがした。実際香りはたっぷりとボールに含まれていたがどこか荒く焦点の定まらないぼんやりした香りになっていた。

S社はR社よりもやや小ぶりで、特徴的なボールシェイプのおかげで、ボール底を基点にしてゆっくりと渦を巻くように液体が回転するので、大きいわりには優しくスワリング(ワインを空気に触れさせて、より多くの香りを引き出すためにグラスを回すこと)するができる。よってたっぷりとしたボールにたっぷりと複雑な様々な香りが混在し、可能性を十二分に引き出していると感じた。
L社は前者2メーカーに比べると半分とまではいかないが、かなり容量が小さい。小さすぎて香りが立つスペースが足りないのでは…という危惧をよそに、喜びを感じられる香り立ちがあった。
不思議に思って再度試して気がついたのだが、ボールが小さいがゆえに液体と鼻との距離が短く、香りが分散することなくダイレクトに鼻まで立ち上ってきていた。また、ボールの小ささは液体の回転スピード調整も容易にし、優しくも力強くも思いのままに操れる。
微調整がきき、勝手の良いグラスだと思った。チャーミングでバランスの良い香りが感じられたが、香り立ってからグラスの中で絡み合う複雑な香りは残念ながら乏しかった。(続く)
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| 2007年02月05日(月)
グラスが違うと味わいも変わる!【連載4−2】
シニアワインアドバイザー 高橋 珠子 |
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| 俗 称
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主 原 料
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特 徴 |
| ソーダグラス |
珪素70%、ナトリウム13%、カルシウム7%、その他10% |
普通のグラス |
カリ
クリスタル |
珪素75%、ナトリウム5%、カルシウム5%、カリウム15% |
光沢が良い、色グラスの色調が美しい |
トリタン
クリスタル |
チタニウム、
ジルコニウム他 |
光沢が良い、耐久性が高い |
鉛
クリスタル |
珪砂55%、酸化鉛24%〜、
カリウム15%、その他6% |
屈折率大、光沢がよい音が美しい、重量感がある |
ソーダガラスに透明感と輝きを期待してはいけない。しかし加工性・成形性に優れ、大量に生産されているため安価で、均質性が良いというメリットがある。
やはりワインを楽しむにはクリスタルガラスがいい。しかしクリスタルガラスだからといっても素材の違いによって、液体の色の見え方が違ってくることをよく理解しておいたほうがよさそうだ。
S社とL社は光沢があり、液体がキラキラと輝いていて、とても美しい色調を楽しむことが出来るが、R社は、色は美しいものの、ボールの内側に液体がいつもでも張り付いていて、色素がグラス表面に残ってしまうため、少し色がよどんで見えた。鉛クリスタルだからだろうか?クリスタルの質の違いによるワインの粘着性と残色素について、もう少し調べてみる必要がありそうだ。

ガラスの質による違いに加え、グラスの形状も色の見え方に大きく係わっている。
ボールとステム(脚)のつなぎ目が滑らかで、ボールの底がやや鋭角でステム入り込んでいるような形状だと、ラフ板をあてたような効果が得られ、下からの光の反射で液体がキラキラと光り輝く。各社シャンパーニュグラスはボールの底が鋭角に切れ込んでいて、泡立ち、輝きを十二分に楽しめるデザインだった。中でもL社の美しさは際立ったものがあった。
ボルドーグラス、ブルゴーニュグラスになるとS社の独壇場だ。‘04世界最優秀ソムリエに最年少で輝いたエンリコ・ベルナルド氏の監修により、こんな手があったか!と手を打ちたくなるような、画期的なボールシェイプが誕生した。ワインに光を取り込んだような美しさは特筆物である。(続く)
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| 2007年02月02日(金)
グラスが違うと味わいも変わる!【連載4−1】
シニアワインアドバイザー 高橋 珠子 |
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3種の最高級ワイングラスで一つのワインを飲み比べたときに、いったいどんな違いがあるのか検証してみた
(S:ショットツヴィーゼル THE FIRST/R:リーデル ソムリエシリーズ/L:ロブマイヤー
バレリーナシリーズ 以下略称)。
多少の違いはあるのだろうと思っていたが、多少どころではなく、全く別のワインを飲んでいるように感じるほど、違いは歴然としていた。
1.色の違い
素材は皆クリスタルガラス(ガラスはソーダガラス(普通のガラス)とクリスタルガラスに大別される。輝き透明感の点からクリスタルガラスがより高級とされている。)を使用しているが、細分すると含有物質の違いからS社:トリタンクリスタル、R社:鉛クリスタル、L社:カリクリスタルに分類される。
クリスタルガラスとはBC.300〜320年にフェニキアの行商人が、炊事のため焚き火をしていた時に硝石が砂と融合して、ガラスを発見したと言われている。
無色透明なガラスを広くクリスタルガラスといい、いまだにクリスタルガラスの国際基準は確立されていない。16世紀にはイギリスで鉛クリスタルが発明され、研磨及びカット加工が容易なことから普及した。しかし製造工程や研磨、カット加工の工程で鉛が溶出し、水質に悪影響を及ぼす事から北欧ではすでに製造されていない。
近年鉛クリスタルにかわって、トリタンクリスタルのような自然環境に優しいクリスタルが注目を浴びている。(続く) |
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