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過去のコラム 2007年5月

 

2007年05月31日(木)  第210回オスピス・ド・ボージュ

 

今月13日(日)、世界最古のワインオークションであるオスピス・ド・ボージュが、今年もボージュで開催された。オスピス・ド・ボージュでは、毎年前年度収穫されたブドウからできたワインの一部をオークションにかけ、そこから得た収益を寄付している。
第210回目となる今年のオスピス・ド・ボージュでは、日曜日の午前中、150人余りが試飲に提供された10のキューベを試飲。オークションには、フランスからだけでなくアイルランド,米国,オランダ,カナダなどから延べ130人近くが参加した。
2304本からなる52のワインが提供されていたが、その中でブルーイィは1本当り10,83ユーロで、モルガンとレニエは13,75ユーロで競り落とされた。全体の収益は、去年より1割強下回った1万9335ユーロで、アルツハイマー病患者用の施設の建設資金に充てられる。

ジュルネ・ヴィニコール 2007年5月22日ニュース

2007年05月28日(月)  米国でブルゴーニュワイン 人気とどまることを知らず

 

2006年のブルゴーニュワイン輸出は対前年比8%増加を記録、中でも米国への輸出が量にして19%増、金額にして12%増と大きく伸びた。
米国は、2004年、2005年ともにはブルゴーニュワインの輸出を量にして9%ずつ増やしており、輸出国首位となりつつある。実際、過去20年間で、ブルゴーニュワインの総輸出高の4分の1に当たる1億4000万ユーロが対米輸出によるものであり、本数に関しても、総輸出本数の6分の1に当たる1億5700万本が米国向けであった。
ブルゴーニュは高級ワインというイメージが強いだけに、成熟した米国のワイン市場で人気が高く、特に近年のピノ・ノワール人気を受けて、輸出量全体の3分の2を占めるジェネリックワインの売上が伸びている。色毎にみると、2006年度の白ワインの輸出量は14%、赤ワインは同29%増加を記録している。

ジュルネ・ヴィニコール 2007年5月22日ニュース

2007年05月25日(金)  2006年の世界のワイン生産・消費速報(国際ぶどう・ぶどう酒機構)

 

OIV(国際ぶどう・ぶどう酒機構)がこのほど、2006年の世界のワイン生産・消費の速報を発表した。

1.ぶどう栽培面積
06年のEU25カ国のぶどう畑の面積は、減反政策の推進などにより、対前年0.9%減の約356万haとなる見込み。2000年からは6年間累計で約20万ha、5.3%程度減少したこととなる。フランスは引き抜きなどの減反政策がすすみ、EU諸国の中で最も減少幅が大きく、前年より1.3%減の約88万ha。
新世界の06年のぶどう畑の面積は、03年から04年にかけて足踏みした後、緩やかに増加し、約436万ha。
全世界合計では、ほぼ前年並みの約792万haとなる見込みである。

2.ワイン生産量
06年のEU25カ国のワイン生産量は前年より2.8%増の1億7千万hlで、ほぼ例年並みのレベルと見込まれる。フランスはイタリアに次いで第2位で、前年より0.8%減の5,170万hl。なお第1位はイタリアで5,200万hl、第3位はスペインで3,930万hl。
新世界の06年のワイン生産量は、アメリカの減少を他国が補い、全体としては7,640万hlで、ほぼ前年並みとなった。
全世界合計では、2億8,000万hlから2億8,700万hl程度と予想され、中間値2億8,400万hlは昨年より1.8%増となる。2004年ほど多い収穫量ではないが、1999年や2000年を上回り、生産量の多い年と言える。

3.ワイン消費量
EU15カ国合計の06年のワイン消費量は、前年より約0.7%減少し、1億2,700万hl程度と見込まれる。新世界の06年のワイン消費量は、アメリカやオーストラリア、ニュージーランドで増加傾向。
全世界合計では、2億3,550万hlから2億4,620万hl程度と見込まれ、中間値2億4,080万hlは昨年より1.4%増となり、ワイン消費量は1990年代半ば以降、緩やかに回復している。
フランスが第1位の消費国で、ほぼ05年並の約3,280万hl。2位はイタリア2,730万hl。3位はアメリカで2,590万hlと、イタリアに近づいてきている。
(O.I.V.公式サイトより。07年3月版集計)

引用元「フランス食品振興会発行メールマガジン

2007年05月17日(木)  AOCコトー・デュ・ラングドックがAOCラングドックに

 

『AOCコトー・デュ・ラングドック』は発音しにくい、という方に朗報?この度、 AOCコトー・デュ・ラングドックの名称が改められ、AOCラングドックと短くなることが決定した。
この決定は、1985年12月24日付の制令の改訂令である2007年4月30日付の制令が、今月3日に公布されたことによるもの。
同アペラシオンの生産地域で、規定の生産条件に沿って、2006年に収穫されたブドウからつくられたワインから、 『AOCラングドック』という名称を使用することができる。

ただし、移行期間として、2010年までは、今まで通り『AOCコトー・デュ・ラングドック』の名称を使用することも許められる。こちら

出典:ジュルネ・ヴィニコール2007年5月9日ニュース

2007年05月16日(水)  2006年度の世界ワイン消費量

 

OIV(国際ブドウ・ワイン機構)が発表した統計によると、2006年度の世界のワイン消費量は、2億4080万ヘクトリットル前後となる見通しだ。
同統計によると、新加盟国を含まないEU加盟国15カ国の2006年度のワイン消費量は、僅かながら消費量が増加した2005年度(1億2750万ヘクトリットル)から再びマイナス傾向となり、1億2670万ヘクトリットル前後となった。
国毎にみると、15カ国の中で最もワイン消費量が高いのはフランスで、3280万ヘクトリットル(対前年比20万ヘクトリットル減)を記録、次いで、イタリアが2730万ヘクトリットル(対前年比30万ヘクトリットル減)、ドイツが1990万ヘクトリットル(対前年比41万ヘクトリットル増)、スペインが1370万ヘクトリットル(対前年比8万ヘクトリットル減)、イギリスが1170万ヘクトリットル(対前年比30万ヘクトリットル減)の順となっている。

旧世界でのワイン消費は全体的に減少傾向であるものの、それ以外の地域ではワインの消費量はむしろ増加しているところが多く、特にアメリカでは、対前年比80万ヘクトリットル増である2590万ヘクトリットルのワインが消費された他、オーストラリアでは460万ヘクトリットル(対前年比8万ヘクトリットル増)、アルゼンチンでは1110万ヘクトリットル(対前年比13万ヘクトリットル増)、南アフリカでは350万ヘクトリットル(対前年比7万ヘクトリットル増)のワインが消費された模様だ。

出典:ジュルネ・ヴィニコール 2007年5月9日ニュース

2007年05月15日(火)  フランスのワインの総輸出が回復 (フランス農水省統計局)

 

韓国のフランス大使館経済部からの情報によると、韓国ではワインの輸入が急増しており、2006年度の輸入総額は前年度を30%以上上回る約8800万米ドルとなった。
フランスワインの韓国への輸出量も増加しており、対前年比23%増の58万ケースとなった。特に、AOCを含む上級ワインは対前年比38%増を記録、フランス輸出ワイン全体の2/3を占めた。
韓国では、ボルドーワイン、なかでもメドックの人気が高く、ボルドーワインは対前年比+51%の約30万5千ケースが韓国へ輸出された。
またブルゴーニュワインも、韓国で大ヒットしている漫画『神の雫』の影響で、売上が増加している。
尚、韓国の1人当りの年間ワイン消費量は0.6リットルとなっている。

ジュルネ・ヴィニコール2007年4月17日ニュース

2007年05月14日(月)  韓国 ワイン輸入が急増

 

韓国のフランス大使館経済部からの情報によると、韓国ではワインの輸入が急増しており、2006年度の輸入総額は前年度を30%以上上回る約8800万米ドルとなった。
フランスワインの韓国への輸出量も増加しており、対前年比23%増の58万ケースとなった。特に、AOCを含む上級ワインは対前年比38%増を記録、フランス輸出ワイン全体の2/3を占めた。
韓国では、ボルドーワイン、なかでもメドックの人気が高く、ボルドーワインは対前年比+51%の約30万5千ケースが韓国へ輸出された。
またブルゴーニュワインも、韓国で大ヒットしている漫画『神の雫』の影響で、売上が増加している。
尚、韓国の1人当りの年間ワイン消費量は0.6リットルとなっている。

ジュルネ・ヴィニコール2007年4月17日ニュース

2007年05月11日(金)  2006年度の世界ワイン収穫量

 

国際ブドウ・ワイン機構(OIV)は、2006年度の世界のワイン収穫高は2億8400万ヘクトリットル前後になるだろう、という予想を発表した。
この予想通りであれば、前年度より1.8%ほど多くなる計算となるが、この増加は、主にスペイン、チリ、ニュージーランドでの収穫量増加によるようだ。
また、今年2月末に欧州委員会に提出されたEU加盟国の報告書によると、EU25カ国のワイン用ブドウ汁、ブドウ液を含むワインの収穫量は、1億8000万ヘクトリットルに達する見込み(内、ブドウ汁・ブドウ液は約1000万ヘクトリットル)で、対前年比3.2%増となりそうだ。

ジュルネ・ヴィニコール2007年4月17日ニュース

2007年05月10日(木)  アルザスワイン、輸出量増加

 

去年12ヶ月間に、ボトル詰めの状態で出荷されたアルザスワインは、111万3316ヘクトリットルに及び、2005年度に対し2.3%増加した。ボトル数で換算すると1億4840万本に相当する。
その内、7割以上の83万0749ヘクトリットルがフランス国内で取引されており、国内での販売量は前年度より1%増加した。
輸出による売上量は28万2567ヘクトリットルで、対前年比6.3%増だった。

アルザスワインの輸入首位国はベルギーで、2006年輸出されたアルザスワインの約1/4(68600ヘクトリットル:対前年比+3.5%)を輸入している。
また、2位はオランダ(44 100ヘクトリットル:対前年比 - 3,9%)、3位ドイツ(40 500ヘクトリットル:対前年比+ 4,7%)、4位デンマーク(29 600ヘクトリットル:対前年比+11,2%)、5位アメリカ(23 100ヘクトリットル:対前年比+ 4,7%)、6位イギリス(12 700ヘクトリットル:対前年比+ 5,3%)、7位カナダ(12 700ヘクトリットル:対前年比+ 39,8%)、8位スウェーデン(11 700ヘクトリットル:対前年比 + 11,7%)となっている。

ジュルネ・ヴィニコール2007年4月17日ニュース

2007年05月09日(水)  オスピス・ド・ニュイ・サンジョルジュ

 

1961年3月に初めてオスピス・ド・ニュイ・サンジョルジュの慈善チャリティオークションが開かれてから46年。歴史あるこのオークションが、今年も3月25日、ブルゴーニュで開催された。
今年は、2006年のヴィンテージの赤130樽、白3樽の計133樽がオークションにかけられ、オークション全体の落札価格は、去年より3万ユーロ(450万円)以上高い48万6744ユーロとなった。
今年のオークションでは、前年度に対し、平均すると1樽あたり赤は約11,5%、白は12,5%以上高くで落札された。
オークションに出されたワインと落札価格に関する詳細情報はオスピス・ド・ニュイ・サンジョルジュのホームページをご覧ください。

ジュルネ・ヴィニコール2007年4月5日ニュース

2007年05月08日(火)  日本とチリとEPA署名へ

 

日本政府は3月27日、チリとの経済連携協定(EPA)への署名を閣議決定し、同日夜、麻生外相と来日中のフォックスレイ・チリ外相がEPAに署名した。
多くの製品がこの協定の対象となっており、チリ産のボトルワインの関税も段階的に廃止されることとなる。
チリワイン協会Vinas de Chileは、今後3年間の間に、日本へのワイン輸出にかかる関税は約50%減少すると予想しており、『この協定によって、他国に対し、有利な立場に立つことが今後容易となる』と日本とのEPA署名を高く評価した。
チリは、日本にとって、シンガポール,メキシコ、マレーシア,フィリピンに次いで5カ国目のEPA署名国。この協定は、国会審議を経て今年9月頃の発効を目指す。

 

ジュルネ・ヴィニコール 2007年4月5日ニュース

2007年05月07日(月)  サンテミリヨン・グランクリュの格付けに保留措置

 

クリュ・ブルジョワの2003年の格付けの無効から1ヶ月、今度はサンテミリオン・グランクリュの格付けに保留措置が言い渡された。
保留措置がとられたこの格付けは1996-2005年の新格付けのために、審査した91のシャトーの中から15のシャトーをプルミエグランクリュ・クラッセに、46のシャトーをグランクリュ・クラッセとして認定した政令で定められたものだ。

Chateau Guadet Saint-Julien、Chateau de la Marzelle、Chateau Cadet Bon、Chateau La Tour du Pin Figeacをはじめとする格付けを得られなかった7軒のシャトーが、2月28日、ボルドー行政控訴院に新格付けの無効を請求したが、更に上述の4つのシャトーは、審理の間、無効判決が下されるまで、 政令の急速保留手続きを請求した。
ボルドー行政控訴院はこの請求に対し、3月30日、この新格付けに関する政令が、格付けを得られなかったシャトーにとって営業損害となることを認め保留措置を言い渡した。
この保留措置を受け、判決がでるまで、2006-2015年の格付けで認められた61のシャトーではなく、1996-2005年の格付けでクリュ・クラッセとして認められていた68のシャトーが、再びこの名称を使用できることとなる。

ジュルネ・ヴィニコール  2007年4月5日ニュース

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