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2007年09月28日(金) フランス:「クリュ・ブルジョワ」の名称の使用を禁止 |
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6月29日、DGCCRF(競争・消費・不正行為抑止総局)は、ジロンドワイン生産者連盟に対し文書で、新しい格付けが制定されるまで、ボトルに「クリュ・ブルジョワ」と記載することを禁止することを通達した。
きちんとした格付けがない中で、この単語を使用することはできない、としている。(以上C.I.V.B.(ボルドーワイン委員会)より)
この決定は関係者の間では「筋が通っている」と受け止められており、新たな格付けの制定を急ぐきっかけともなる。2003年のクリュ・ブルジョワの格付けシャトーで構成されるクリュ・ブルジョワ連盟のガルディニエ会長は、「将来格付けは必要」と明言する。なお、DGCCRFの文書は、どのヴィンテージから適用させるかには言及していない。ガルディニエ氏は、「常識的に考えればヴィンテージ2007年からであろう」と、述べた。2006年以前のものはすでにラベルの印刷も終わっており、生産者と仲買人の間で契約も終了しているので、「クリュ・ブルジョワ」が記載できないことになると、契約破棄などの問題も出てくるであろう、としている。(以上U.D.S.F.(フランスソムリエ連盟)web)
(背景)
メドックのクリュ・ブルジョワは1932年に初めて444シャトーが認定された。しかし第二次世界大戦と、1956年の大霜で、その数は94に激減していた。2003年に見直し作業が行われ、247のシャトーが認定された。ボルドー商工会議所がジロンド農業会議所、ボルドー・グラン・ヴァン連盟、INAOの地域委員会とともに格付け委員会を組織した。
この2003年の選定の際の審判団の中に、クリュ・ブルジョワに昇格したシャトーの所有者が数名含まれていたが、審判団の中に、利害関係を持つ公正な判断ができる立場でない人間が含まれていたことで、審判団自体の公正性に疑問が出ていた。このためボルドーの行政控訴院(第二審高等裁判所)は今年2月27日、2003年に決定されたクリュ・ブルジョワとそれを承認した省令を無効とする判断を下していた。
(2003年の改訂時の情報は、フランス食の広場 35号参照) (背景解説:AP,2/27;Sud Ouest, 2/28;Decanter,2/28;vitispere, 2/28;La journee vinicole,3/1)
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2007年09月26日(水) フランス7月1日時点のぶどう畑の状況 C |
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(アキテーヌ)
発芽は、(早熟であった)2003年より3日早かった。4月の好天でぶどうの生長は早く進み、花穂の着生は例年並か、多いほどであった。
5月初めから雨が降り気温が下がったため、ぶどうの生長は遅れた。開花は5月中旬に始まり、5月末まで、不揃いに広がった。ベト病が広がり、農薬を散布しても雨に流されてしまった。またボトリティス菌も見られている。予想収穫量は760万hl程度(06年は770万hl)と見られる。
(ラングドック・ルーシヨン)
冬は暖かく乾燥していて、発芽は早く始まった。春の初めが暑く乾燥していたために、ぶどうの生長は促進された。5月初めから気温が下がり、早い生長速度が弱まった。また雷雨や雨が続き、ベト病が広がった。農薬散布のためにコストが上昇している。
西部では特に花穂の着生が不揃いになった。開花時に暑さと涼しさが交互に訪れたため、開花の時期が長引き花振いなども起こった。予想収穫量は1,500〜1,600万hl(06年は1,600万hl)と見られる。
(プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール)
冬は暖かく乾燥していた。4月は1950年以来の暑さとなった。開花は早い場所で3月下旬から始まった。花穂の着生は例年並か、多いほどであった。
5月は暖かい時期と涼しい時期が交互に訪れた。開花は5月15日から、好条件の下で始まった。6月は暑すぎるわけではないが暖かく、上旬に雷雨に見舞われヴァール県やヴォークルーズ県の一部が被害を受け、激しい風も吹いた。なお昼夜の気温差が大きく、果皮が厚くなっている。2007年は、例年に比べて10日ほど生長が早い。暖かい気温と雨が続いたためにベト病が広がった。
予想収穫量は430万〜440万hl(06年は440万hl)と見られる。(Viniflhor-Infos, no.145)
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2007年09月21日(金) フランス7月1日時点のぶどう畑の状況 B |
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(アルザス)
発芽は早く4月9日〜12日頃であった。開花もとても早く、多くは5月26日頃に好天の下で広がったが、一部の晩熟の区画では、気温が下がったときに開花が終了することとなった。
開花は例年より3週間ほど早く、(早熟であった)2003年よりも1週間早い。6月後半の2週間にベト病が広がったが、コントロールできている。6月20日に激しい雹に見舞われ、コルマールの北西の畑が大きな被害を受けた。
(ローヌ・アルプ(ローヌ、ボージョレーなど))
06/07年の冬は、12月末と3月末が寒かった以外は全体的に暖かかった。4月はとても暑く乾燥しており、5月は温暖で雨が多かった。このため、ぶどうの生長は早く進んだ。開花は5月末に広がった。雨が続いたためぶどうの生長が進んだが、6月末に気温が少し下がったため、生長の速度は緩まった。
雹によりローヌ北部(コンドリウ、コート・ロティ)、コトー・デュ・リヨネ、ボージョレーのいくつかのコミューンが被害を受けた。ベト病の広がりが見られ、またボージョレーなどではボトリティス菌も見られ、衛生状態が懸念されている。ローヌ・アルプの収穫量は、昨年をわずかに下回る280万〜290万hlと予想される。
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2007年09月18日(木) フランス7月1日時点のぶどう畑の状況 A |
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(ロワール)
暖冬の後、発芽はとても早く例年より3〜4週間早く始まった。その後、5、6月に雨が続き、生長の早さは、1〜2週間程度となった。開花は不揃いで難しかった。雨のために花振いや結実不良が起こった。4月半ばから、ベト病が広がりはじめ、現在も続いている。さらにボトリティス菌も発生している。ナント地区ではハマキガの被害も受けた。
農薬散布のプログラムを強化し、一部を除き畑の衛生状態は現在は、コントロールされている。2007年の予想収穫量は昨年をやや下回る350万hl程度と予想され、過去数十年の間で最も少ない収穫量の一つとなる見込みである。
(シャンパーニュ)
発芽は4月8日〜11日頃で、昨年よりは早いが、過去15年の平均並である。4月末の時点で、ぶどうの生長は昨年より3週間以上早かった。開花は5月23日頃に始まり、2週間程度で広がった。一部に花振いや結実不良が見られる。5月末からベト病が広がったが、コントロールできている。
4月末から6月初めまで何回か雹に見舞われ、バール・セカネ(シャンパーニュ地方の南東部)など、場所によっては大きな被害を受けた。
(ブルゴーニュ)
発芽は4月2日〜10日で、昨年より2週間ほど早かった。開花もとても早く、多くは好天の下で広がったが、一部の晩熟の区画では、気温が下がったときに開花が終了することとなった。開花の中間期は5月19〜27日で、(早熟であった)2003年よりも9日ほど早い。6月はベト病の対策を行わなければならなかった。ボトリティス菌の発生も一部に見られる。5月半ば、6月半ばと下旬に雹に見舞われ、場所により大きな被害を受けた。
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2007年09月13日(木) フランス7月1日時点のぶどう畑の状況 @ |
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VINIFLOR(旧ONIVINS:全国ワイン同業者連合会)が、7月1日時点でのぶどう畑の状況を発表した。(注:調査対象の相違により、各委員会とVINIFLORの発表する開花時期などに差がでることもありますのでご了解ください)
(全般)厳しい冬となった昨シーズンとは逆に、今シーズンの冬(06/07年にかけての冬)は、暖冬となった。この穏やかな天候に加え、4月がとても暑かったため、ぶどうは例年より早く、4月の10〜15日には生長を始めた。続く5、6月は雨が多く、ぶどうの早い生長を促した。開花は難しく、不揃いだったが、5月の末にはすべての畑で開花が終了していた。
6月初めには、時に雹を伴う激しい雷雨に見舞われたところがあり、場所によっては大きな被害を受けた。この雨と雷雨のため、結実の広がりが妨げられた。すべての畑で、ベト病が急激に広がり、花振いもおこった。ベト病やその他のカビが広がり、畑の衛生状態は懸念される状況となった。農薬を散布しても、雨が続いて洗い流されてしまった。風や雹などの天候上の問題と、ベト病の広がりが生産量に影響を及ぼし、例年よりも220万hlほど減少すると見られる。
2007年の収穫量は、5,070万hl、うちVQPRD(AOCとAOVDQS)が2,330万hl、ヴァン・ド・ペイとヴァン・ド・ターブルが1,870万hl、コニャック・アルマニャック向けが860万hlと予想される。
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2007年09月10日(月) イタリア偽ワイン業者を摘発 |
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イタリア農業省は、農産物品質検査中央当局(ICQ)と森林警備隊(CFS)が、ピノ・グリージョIGT VenezieとプロセッコIGTMarca Trevigianaの偽ワイン輸送現場を取り押さえた、と発表した。
取り押さえにより逮捕されたのは、2万4千ヘクトリットルのテーブルワイン(白)を上述のIGTワイン2銘柄として生産販売していた偽ワイン生産者グループ。取り押さえられなければ、被害総額は300万ユーロに達しただろうとされる。イタリア中部及び北部にある複数のワイナリーや企業がこの詐欺行為に関わっており、特に、Emilie-Romagne、Frioul-Venetie-Julienne、Trentin-Haut Adige、Venetie、Piemont、Toscaneといったコミューンにこれらの企業は集中していた。
農産物品質検査中央当局と森林警備隊は、AlexandrieからPordenoneまで、偽造書類を携えて偽ワインを輸送中だった車を捜査した。運転手は現行犯で逮捕され、同時に当局は出荷直前だったボトル詰め過程のワインを没収することに成功した。現在、グループの中心となっていた人物を逮捕するために、生産者、調停者、輸送者など、偽ワイン生産販売に関わった7人の容疑者を尋問中だという。
ジュルネ・ヴィニコール2007年7月26日ニュース
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2007年09月06日(木) 各国元首のシェフクラブ A la table des chefs de chefs |
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エリゼ宮やホワイトハウス、王室など各国の元首や大統領の食卓をあずかるシェフたちの集まりである「元首のシェフクラブ」の30周年記念ディナーが、モナコで、アルベールII世の主催で開かれた。
このシェフクラブは1977年に発足したもので、年一回、場所を変えて集まっている。この日は26名が集まった(うちフランス人は4名)。国も言葉も違うが仕事への情熱でお互いを理解しあっている。各国の元首や大統領の好みは:モナコ王室に20年近く仕えるクリスチャン・ガルシア氏。「故レーニエ大公は肉、特に猟肉がお好きだった。王子たちは魚や地中海の味覚がお好き。現在のアルベールII世大公はグルメで環境問題に敏感。100%ビオのものやフェアトレードのものを召し上がる。また、地中海のマグロなど保護区域のものは食べないように気をつけられている。」
フランスのエリゼ宮の食卓をあずかって34年のベルナール・ヴォーション氏。「サルコジ大統領には、2品のアントレ、メイン、デザートをお出しする。まだエリゼ宮の主になられてから日が浅いのでお好みはよくわからないが、家族で食卓を囲むことがお好き。ソースを控えた軽めのものや、海の幸などをよくお出ししている。チョコレートには目がない」
ルクセンブルグ公国の大公家に仕えるジャック・ランブラン氏。「ルクセンブルグでは、マダムが季節に合わせて料理をお選びになる。大公はすべてのものを、少しずつ召し上がるのがお好き」
シェフたちにとり一番の褒美は、お皿が空になって戻ってくることだという。(le journal dimanche , 7/15)
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2007年09月05日(水) 『経堂 美登利寿司』 トップテングラスでワインとお鮨を |
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昭和2年創業の老舗中の老舗『経堂 美登利寿司』。“昔ながらの江戸前の味”と“粋”が味わえる、格調高くて旨い寿司店です。
この名店に『トップテン』が使われています。何より割れないのがいいですよ、それにワイン好きなお客様にワインが美味しいと評判なもので、と暖簾を守るご主人が、朗らかにお話されます。
今の季節、海胆に生海苔を載せて、磯の薫りが鮮やかに立ちました。堅苦しくなく、決して高くないのも嬉しい限りです。
どうぞお越し下さい。経堂駅前30秒!
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2007年09月04日(火) フランス公正取引委員会、『クリュ・ブルジョワ』名称の使用を禁止 |
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フランスの公正取引委員会(DGCCRF)が、ジロンド県組合連盟宛に送った6月22日付の書簡の中で、『クリュ・ブルジョワ』名称の使用禁止を告知していたことが明らかになった。
『クリュ・ブルジョワ』の格付けが存在しない間は、この名称の使用が禁止される、というのが公正取引委員会の説明。クリュ・ブルジョワ委員会(Alliance des crus bourgeois du Medoc)のフレデリック・デュテイエドラモット所長は、これに対し、『使用が禁止されるというのは今年の初頭から噂されていたことだったとはいえ、それを実際に受け入れるのは大変難しい』と、語っている。
メドックのクリュ・ブルジョワの2003年の格付けの無効については、ボルドー行政控訴院が、今年2月、格付けの無効とその格付けを認定した政令の無効を言い渡していた。『この無効判決は過去に遡って適用されるため、2003年と2004年のものもクリュ・ブルジョワ表記を使うことができなくなる』と同所長は説明する。ただし、2005年と2006年ものに関しては、はっきりした規定がなかったため、公正取引委員会と話し合いを進めている最中だそうだ。『2005年と2006年ものに関しては、早くはっきりさせてほしいが、まだ最終結論が出ていない。よって、生産者から尋ねられても適当な対応が取れず大変困っている。』また、更に先のヴィンテージに関しても、先行き難航しそうだ。『新たな規定なくして、格付け審査はおこなえない。』と同所長は嘆く。
無効判決が下されてから、フランスでは大統領選や新内閣創設があったこともあり、情報交換に遅れが出た。新規定の発足が遅れているため、今後のクリュ・ブルジョワの格付け制度については、まだ先の見通しがつかないようだ。
ジュルネ・ヴィニコール2007年7月10日ニュース
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2007年09月03日(月) フランスで3番目に大きいワイン委員会誕生 |
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ロワールワイン委員会とナントワイン委員会が統合去る6月28日、ロワールワイン委員会(Inter Loire)とナントワイン委員会(CIVN)は、満票で、この2つの委員会の併合を決定した。併合後、委員会は、ロワールワイン委員会の名を継承する。併合した形での新しい組織運営がスタートするのは、2008年1月から。
60のアペラシオンからなるワイン生産者4000人、20数件のコオペラティブ、ネゴシオン60社の利益を守るという面からみると、フランスで3番目に大きいワイン委員会となる。新ロワールワイン委員会は、
・ロワールのアイデンティティを築く
・特に海外市場での販売展開を援助する
・ロワールワインの品質を促進する
・消費者の傾向とニーズを分析する
・2委員会の併合により、相乗効果で諸活動がより有益なものとなるようにする
の5点を基軸に活動を展開していく。
活動予算1200万ユーロは、生産向上のための技術費やフランス国内外で展開していくPR活動資金はじめ、上述の5点を具体化した諸活動費に充てられる。
ジュルネ・ヴィニコール2007年8月2日ニュース
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