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過去のコラム 2008年4月

 

2008年04月30日(水) イタリア2つのワイン疑惑

イタリアの週刊誌レスプレッソが、今月初め、シエーナ県検察当局が、約60万本のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2003年を、原料偽装の疑いで押収したと報じ、物議を醸している。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、イタリア・トスカーナ州産の高級ワイン。使用されるブドウ品種はサンジョヴェーゼのみと定められている。ところが、同週刊誌によると、モンタルチーノ生産地区で同ワインを生産している13のワイナリーで、メルローなど他のブドウ品種を混醸したという疑惑がもたれた。そのため、検察庁が取り調べをおこなったところ、13社中4社のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2003年が原料偽装の疑いで押収され、出荷停止となったそうだ。

レスプレッソ誌はまた、一部のイタリア産格安ワインから塩酸系物質などが見つかった、とも報道している。同誌によると、これらの偽装ワインは1リットル当り0,70〜2ユーロで取引されているもので、去年9月に、とある生産者の貯蔵庫でおこなわれた調査で、硫酸や塩酸、砂糖の容器が発見されたのがこの事件の発端になったのだ、と語っている。

現在、イタリアの生産者20社が疑惑をかけられている模様だ。これらワイン疑惑に対し、デカストロ農林相は、『ごく一部の犯罪人がおこなったことで、一般のイタリア生産者のワインには、安全性において一切問題はない』と、冷静な姿勢を示している。

ジュルネ・ヴィニコール2008年4月16日ニュース

2008年04月28日(月) ボルドーのプリムール2007年

4月初旬から本格化したボルドーの2007年ヴィンテージのプリムール・テイスティング。2007年は難しい年で、生産者により品質にムラがあると言われていたものの、試飲会場では、多くの素晴しいワインが試飲できた。確かに2007年の春夏は、雨が多く比較的冷涼だったため、2000年や2005年ほどは長期保存向きではないものの、その年特有の美しさのあるワインに仕上がっているといえる。

ボルドーグランクリュ組合(Union des Grands Crus de Bordeaux=ボルドー各地のグラン・クリュなどのシャトーが加盟する団体)のパトリック・マロトー会長は、2007年のプリムールについて、『構造もあり、大変興味深い成熟度が感じられるワイン。適度に飲みやすく、しなやかさのある』と、語っている。但し、気候的に難しい年であっただけに、偉大なテロワールとそうでないテロワール、丹念に手をかけた生産者とそうでない生産者のワインに、例年以上に、はっきりとした差がでた年であるというのは、確かなようだ。

プリムール試飲に、ボルドーを訪れていたロンドンのワイン商Berry Bros&Rudd社の販売責任者Simon Staples氏も、『畑と貯蔵庫にお金をかけられたシャトーは、素晴らしいワインを造ることができた』と、語る。

『右岸だから、或いは、左岸だから出来がよい、ということは一概には言えない。今年、よいワインが出来たとすれば、それは単に各シャトーの努力と力量によるものだ。全体的に、2007年のプリムールは、2006年より、しなやかで、飲みやすいものが多いように感じられる。また、赤ワインは出来にばらつきがあったのに対し、白は、どの価格帯でも美味しい素晴らしいワインだと思う、』と、感想を述べていた。

ジュルネ・ヴィニコール2008年4月16日ニュース

2008年04月25日(金) シャンパーニュ:輸出増加

シャンパーニュの世界的需要の高まりは2007年も続いた。190カ国に1億5,090万本が輸出され、80年代初めには三分の一でしかなかった輸出の割合が今日では45%となり、量的にも3倍となった。

輸出国をみるとトップスリーは従来どおりイギリス(3,896万本)に次いでアメリカ(2,172万本)、ドイツ(1,291万本)。その後にEUではイタリア(1,034万本)ベルギー(995万本)、スイス(607万本)、スペイン(457万本)、オランダ(407万本)と続く。これに日本(917万本)、オーストラリア(330万本)が加わり10大輸出国を形成する。

フランスを除いたEU向けが輸出の61%(9,140万本)を占め、前年比9%アップとなった。また量的には極くわずかだがEUに最近加入した国々の中でもルーマニアの伸び率が特に大きかった(129%)。

キプロス、ポーランド、ブルガリア、エストニア、ハンガリー、ラトビア、チェコ、スロヴェニアは3倍、リトアニアは7倍、スロヴァキアは11倍。ロシアは103万本で41%アップとなった。アジア向けも伸びた。30年前に輸出の2%にすぎなかったのが今日では9%を占めるようになった。日本は比較的若い市場だが9,170,371本でアジアのトップであり、シンガポール(113万本)、香港(91万本)も20大市場の仲間入りをして既に久しい。中国はまだ66万本にすぎないが、5年で9倍となり、伸び率では他を圧倒している。

20万本から30万本の消費国としてはインド、タイ、韓国、台湾があげられる。

とりわけ注目されるのは伝統的にアルコールを消費しない国として知られるアラブ首長国連邦が国際的高級ホテルの増加により98万本で2006年比18%アップとなったことである。

(C.I.V.C.プレスリリース、2/28)

フランス食品振興会発行メールマガジン

2008年04月23日(水) ワインを値下げしています

口に出すのも嫌になるほど、モノ全てが上がり、また品薄状態になっています。ワインパートナーはワインを値下げして、この時流に抗います。

全てのワインを4月中、10%オフで提供しています。6本以上ですと、送料もサービスします。メールでご注文下さい。

ニュージーランドワインは馴染みがない方が多いと思いますが、召し上がるととても美味しくて皆様驚かれます。この機会にぜひどうぞ。

赤ワインの在庫が少なくて申し訳ありませんので、この機会に、希少価値があるマダムルロワの赤ワインも10%オフで提供します。ただし、こちらは6本以上でお願いします。送料もサービス致します。

マダムルロワのワインは、1本2千円台から、高いもので数万、数十万円しますが、ワインパートナーでお薦めするのは次の2種類の赤ワインです。

ブルゴーニュ・グラン・オーディネール2006 2,500円⇒2,250円

マコン2006 3,500円⇒3,150円

ほかのあらゆるマダムルロワのワインも取り扱っています。

詳細・お問い合わせはメールにてお願いします。

2008年04月21日(月) 軽井沢にも桜便り

中軽井沢に昨年オープンした「お料理とギャラリー室町」は厳しい冬を越えて、4月に再開しました。

桜の開花が少しずつ見受けられます。

以前NHKにお勤めの名アナウンサー室町ご夫妻によるこのお店でも【トップテン】などをご愛用戴いていますが、4月23日から5月11日の間、益子焼島田夫妻の二人展を開催されます。明るく伸びやかな館内はまさにギャラリーそのものです。

お店では美味しい和食を戴けます。連休中、夕食時は、予約の上お出かけ下さい。

ご予約は0267-46-5751。

http://www.karuizawa-muromachi.jp/

2008年04月18日(金) 箱根で富士桜はいかが

箱根に日本最初のオーベルジュを開いて22年。オー・ミラドーでは小田原慈眼寺住職の「器」と、勝又シェフ選りすぐりの山海料理によるコラボレーションを、一日10人限定で、12日(土)から2週間開催中です。

テーマは『桜』。料金は一人15,750円。箱根富士桜は4月下旬が見頃とか。宿泊プランもありますので、ご利用になられては、いかがでしょうか。

ご予約は0460-84-7229。http://www.mirador.co.jp/

2008年04月16日(水) 京都の散策

京都で美味しいイタリアンを展開されるオステリアラ・ベッラ・ヴィータ。このたび、もっと楽しい生活を、をテーマにギャラリーなども新設して【トップテン】などの商品も販売されることになりました。

京都四条と五条の間にあり、散策にも絶好のロケーションです。

2008年04月14日(月) ワインを値下げします

口に出すのも嫌になるほど、モノ全てが上がり、また品薄状態になっています。レストランでもバター確保に走るというほどですから、大童です。

ワインパートナーはワインを値下げして、この時流に抗います。全てのワインを4月中、10%オフで提供いたします。6本以上ですと、送料もサービスします。メールでご注文下さい。

ニュージーランドワインは馴染みがない方が多いと思いますが、召し上がるととても美味しくて皆様驚かれます。この機会にぜひどうぞ。

赤ワインの在庫が少なくて申し訳ありませんので、この機会に、希少価値があるマダムルロワの赤ワインも10%オフで提供いたします。ただし、こちらは6本以上でお願いします。送料もサービス致します。

マダムルロワのワインは、1本2千円台から、高いもので数万、数十万円しますが、ワインパートナーでお薦めするのは次の2種類の赤ワインです。

ブルゴーニュ・グラン・オーディネール2006 2,500円⇒2,250円

マコン2006 3,500円⇒3,150円

ほかのあらゆるマダムルロワのワインも取り扱っています。

詳細・お問い合わせはメールにてお願いします。

2008年04月11日(金) ブルゴーニュワインの輸出 過去最高を記録(ブルゴーニュワイン事務局)

ブルゴーニュワインの2007年度(1〜12月)の輸出が、過去最高を記録した。輸出数量は対前年14%増の1億1千万本で、これまでの最高である1998年の記録よりも500万本上回った。

輸出金額は対前年21%増の7億1,800万ユーロ(約1,150億円)。ブルゴーニュワインの輸出量は、世界的に経済が停滞していた中でも05、06、07年と3年連続で伸び、その増加量はフランスの各産地の中でも最も大きく、フランスワインの輸出を牽引してきた。

2007年は、ブルゴーニュやボルドーの輸出増加が、フランスAOCワインの輸出回復に大きな役割を果たした。

ブルゴーニュワインの好調な輸出の理由としては、以下のものが考えられる。

  • 世界中の市場で受け入れられている。
    2年前から、ほとんどすべての輸出先で伸びている。日本はブルゴーニュワインの第三位の輸出市場であるが、2007年の日本向けの輸出は足踏みし、輸出量は対前年3.8%減の826万本、輸出金額は同1.0%減の7,626万ユーロ(約120億円)であった。一方、スウェーデンがベストテン市場に加わった他、オーストラリア、中国なども伸びている。
  • 南半球での2007年の生産量減少により、世界的な供給過剰の問題がそれほど深刻ではなくなった。さらに、アジアでの消費拡大などにより、世界的な需要が伸びている。
  • シャルドネのみならず、ピノ・ノワールも、この数年アメリカを中心に人気である。
  • 醸造設備の入れ替えなど、生産者の努力が実った。
  • 世界的には赤ワインの需要が増加しているが、ブルゴーニュの輸出は、シャブリを中心に白ワインが 多かった。しかしピノ・ノワール人気と品質の向上により、2007年は赤ワインの輸出が大きく伸びた。
  • クレマン・ド・ブルゴーニュは、2002年まではほとんど輸出されていなかったが、スパークリングワインの世界的な需要増とシャンパーニュの品不足により、重要な輸出アイテムとなり、07年の輸出量は400万本を超えた。

(Les Grand Jour de Bourgogne(08年3月) のためのB.I.V.B.広報資料より)

フランス食品振興会発行メールマガジン

2008年04月03日(木) カマンベール・ド・ノルマンディー 原料は「生乳のみ」を採択

旧カマンベール・ド・ノルマンディーのAOC保護組合であるカマンベール保護運営組織が、AOCカマンベール・ド・ノルマンディーの原料として生乳を義務付けることを、57%の賛成で可決した。

昨年3月、カマンベール・ド・ノルマンディーの生産量の80%以上を占めるLactalis社とIsigny Sainte Mere社が、生乳は食品衛生上のリスクがあるとして、加熱したものか、ミクロフィルターでろ過したミルクの使用もあわせて認めるよう要求し、4月から一時的に、一部の製品についてAOCを名乗ることをやめている*)。

今回の採決はこの要望を認めず、生乳のみという義務をあらためて確認したもの。生乳使用を主張している職人経営の小規模な企業にとっては、シェアの大部分を占める大企業に対し勝利をした格好だ。

賛成派は、「生乳を使ったカマンベール・ド・ノルマンディーはテロワールと伝統の象徴。生乳を使うのと使わないのとでは味わいも異なり、同じ名称では容認できない」としている。なお最終的には、数ヶ月以内に、国立原産地・品質研究所(INAO)が決定を下す。

(Le Monde,3/14;Les Echos,3/12;Le Figaro,3/19;LSA,3/20)

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